【ペンギンハイウェイ】つまらないなんて言わせない!視点を変えると見えてくる魅力【考察】

  • 2020年2月15日
  • 映画
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アイキャッチ画像引用:ペンギン・ハイウェイ公式サイト

 
 

かつだむ
こんにちは!

今回は、爽やかファンタジーアニメ「ペンギンハイウェイ」の考察記事です!
「面白そうだな~」と思いながらも、気が付いたら上映が終わっていたこの作品…。
自宅鑑賞したので、感想や考察を書いていきます♪

 

 

ペンギンハイウェイ概要&あらすじ

 

 

基本情報
タイトル ペンギン・ハイウェイ
スタッフ
  • 制作:スタジオコロリド
  • 監督:石田祐康
  • 脚本:上田誠
  • キャスト
  • アオヤマ:北香那
  • 歯医者のお姉さん:蒼井優
  • ハマモト:潘めぐみ
  • ウチダ:釘宮理恵
  • スズキ:福井美樹
  • 配給 東宝
    製作国 日本(2018年)
    上映時間 119分
    評価
    7

     

    ▼ペンギンハイウェイ予告動画

     

    「ペンギン・ハイウェイ」は、ある町に突如現れたペンギン、そして知的な小学生アオヤマ君を中心に物語が進んでいくファンタジーアニメ。
    さらに、アオヤマ君が通っている歯科医のお姉さんが、重要な鍵を握る人物でもあります。

     
     

    見ている最中は爽やかで、不思議で…。
    最後はちょっぴり切ない。
    そんな魅力たっぷりの作品です!

     

    *****【注意】以下、ネタバレあり*****

     

    ペンギン・ハイウェイ感想|つまらないと感じる人は少年の心を思い出すべきだ

     

    不思議な出来事に期待していた少年時代…トトロを探し回っていたあの日

     

    画像引用:ペンギン・ハイウェイ公式サイト

    ペンギンハイウェイは「ファンタジー」に分類されると思うのですが、僕の中では「現実世界+ファンタジー」という分類です。
    ジブリで例えるなら、ハウルの動く城、もののけ姫などは物語の舞台全体が現実世界とは異なる「ファンタジー」
    猫の恩返し、となりのトトロなどは、現実世界で生活していた人々がファンタジーの世界に迷い込む「現実世界+ファンタジー」

     
     

    そして、僕は「現実世界+ファンタジー」の作品が大好き。
    というか、子どもの頃は自分もそういう世界に迷い込み、不思議な体験をできるもんだと思ってました。
    自分は選ばれし者だと思っていたんですね。

     
     

    だからトンネルっぽい草むらを見つけたら。

    かつだむ
    トトロか。
    待ちくたびれたよ。

    とか思ってました。
    なんなら、その辺の草むらが全部トンネルの形に見えてましたからね。
    この妄想癖のせいで冒険を繰り返し、バイオハザードのアンデット犬みたいな生物に追いかけられたり、親に死んだと思われたこともありました。

     
     

    話がそれましたが、ペンギンハイウェイを見て、僕はそんな子どもの頃の気持ちを思い出すことができたんです。
    現実世界とファンタジーのバランスも良くて、とてもノスタルジックな気持ちになりましたね~。

     

    観測stationは理想の秘密基地!

     

    画像引用:ペンギン・ハイウェイ公式サイト

    「あの花」の感想記事でも書いたのですが、秘密基地って最高に魅力的ですよね。
    大人は知らない、自分たちだけの空間。
    そして、この「大人は知らない」というのが大きなポイントです。

     
     

    ハマモトさんの「私はこの研究に大人を入れたくないの!」という言葉がありましたが、この気持ちは痛いほど分かります。
    大人に知られたら、監視されているような気がしますからね。

     
     

    かつだむ
    ハマモトさんは、スズキくんが突撃してきたことよりも、お姉さんが来たことが残念だったんじゃないかなあ。
    かつだむ
    ハマモトさんがお姉さんに放った「もうここへは来ないで下さい!」という言葉には、色んな感情が含まれてそう。

     

    ▼「あの花」の感想記事

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    爽やかさはピカイチ!

     

    ペンギンハイウェイを見た感想を一言で言うなら、「とりあえず爽やか」ということ!
    爽やかさを感じた理由をいくつか挙げてみます。

     

    • ペンギンに対するイメージ
    • 基本的にはハッピーエンド
    • 未来への希望

     
     

    ペンギンハイウェイという題名ですし、この映画はペンギンが大量に出てきます。
    さて、皆さんはペンギンにどのような印象を持っていますか?
    僕は、空を飛んでいるかのように海を泳ぐ姿を思い浮かべます。
    そして、ペンギンハイウェイでは本当にペンギンが空を飛ぶ!!!

    かつだむ
    さ、爽やかすぎる!!
    かつだむ
    ペンギンって本当は臭いらしいけどね!!

     
     

    あと、基本的にはハッピーエンドなので、それもスッキリした印象が残る要因だったかもしれません。
    誰も傷ついてないし、大学の研究者たちもいい感じに痛い目に合いましたよね笑
    まあ、お姉さんが消えてしまうのは残念ですが…。

     
     

    そして、ラストシーンではお姉さんとの未来に希望を抱きながら、前を向いて進み始めたアオヤマ君の姿が描かれています。
    具体的には、アオヤマ君が「ペンギンハイウェイを辿ればお姉さんと会える」という考えを「仮説」ではなく「信念」と言っているシーン。
    単純に捉えるなら、「ほぼあり得ないとは思っているけど、それを糧にして自分磨きを頑張る」ということでしょう。

     
     

    いつまでもお姉さんに囚われるわけでもなく、完全に忘れるでもない。

    かつだむ
    …これまた爽やかだ!

     

    アオヤマ君の考察力は素晴らしい!教育に良いかも

     

    画像引用:ペンギン・ハイウェイ公式サイト

     

    この映画を見ていて思ったのは、アオヤマ君の考察力が凄いということ。
    しっかりと現状を分析して、仮設を立てて、検証するというプロセスを行っています。
    例えば、以下の調査を行っている時にその能力が発揮されています。

     

    • お姉さんがペンギンを出せる条件
    • 海の大きさとお姉さんの調子の関係性

     

    お子さんを論理的に考えられる子に育てたいのであれば、一緒にご覧になってみてもいいかもしれません。

    きぼとり
    僕もアオヤマ君みたいに分析する!

    なんてことになって、メキメキ育ってくれるかもしれませんよ。
    アオヤマ君けっこうカッコイイですからね、スズキ君にも度々勝ってるし。
    ちょっと可愛げないですけどね…。

     
     

    あと、アオヤマ君のお父さんの教育方針すごくいいなと思います。
    僕が子どもだったらこんな風に教えてくれる人がいいなって。

     
     

    ただ答えを教えるのではなく、ヒントや考え方を教えるってところが魅力的。
    僕も勉強することはありますが、やっぱり自分で考えて悩んだほうが身に付くんですよね。
    ちなみに「メモ同士の組み合わせを考える」という教えなんかは、KJ法という有名な手法でもありますね。

    ▼KJ法

    データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめていく。共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」(または創造的問題解決)に効果があるとされる。

    引用元:「KJ法」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2019年12月26日 (木) 11:08、URL:https://ja.wikipedia.org

     

    ペンギン・ハイウェイ考察|お姉さんの正体とお父さんの謎

     

    画像引用:ペンギン・ハイウェイ公式サイト

    声が残念なお姉さんは何者?なぜ歯医者で働いていたのか

     

    ペンギンハイウェイを見て、1番残念だったのが「お姉さんの声」です。
    僕はあんまり声優さんとか気にならないタイプなんですけど、このお姉さんの声を聞いた時

    かつだむ
    ちょっとなんなの?この声!?

    と、思わずオカマ口調になってしまいました。

     
     

    あのね、冒頭でお姉さんが出てくるんですよ。
    歯医者のブラインドを上げる素敵なお姉さんが!
    さらに、アオヤマ君の脳内ボイスで「僕はもう結婚相手を決めてしまっている」と。
    こんなにハードルを上げたら

    かつだむ
    優しい人なんだろうな!
    かつだむ
    小学生がそんな感情を抱くということは、きっと優しい聖母のような方なんだろう!

    と思うじゃないですかあ!

     
     

    そしたら

    「こら少年!(1オクターブ下)」

    ですよ。

     
     

    蒼井優さんが悪いんじゃない。
    映画関係者も何らかの意図があって選んだんでしょう。
    でもね!正直、僕のイメージとはかけ離れていました!!!

     
     

    そんな感じのお姉さんですが、物語では超重要人物。
    アオヤマ君の仮設通りなら、なんとお姉さんは人間ではなく、世界を修復するペンギンのリーダーのような存在です。

     
     

    なので、世界が修復された後(海が破壊された後)、用済みとなったお姉さんは消えてしまう。
    少し悲しい存在でもありますね。

     

    お父さんが黒幕かと疑っていた

     

    画像引用:ペンギン・ハイウェイ公式サイト

    僕は映画を見るとき、「犯人は誰だろう?」「こういう結末になるんじゃなかろうか?」と考えてしまうタイプです。
    そして、ペンギンハイウェイでは

    かつだむ
    お父さんが怪しい…。
    かつだむ
    お父さんは何か知ってるぞ…。

    そう思っていました。

     
     

    僕の予想に反して物語は終わるのですが、お父さんが要所でアオヤマ君に出すヒントが的確すぎて…。
    たとえば、「世界の果てとは?」という課題に対してお父さんが「袋の話」をしますよね。
    「袋を裏返せば世界が袋の内側にあることになり、世界の果て(外側)は袋の中に潜り込んでいることになる」という話です。

     
     

    これって結局、「海」のことですよね。
    「海の中の世界=世界の果て」と考えるのであれば、「世界の果て」は遠くにあると考えていたのに、折りたたまれて近くに存在したということになります。

     
     

    そんな感じで考えすぎた僕は、「お父さんはアオヤマ君の教育のため、このペンギンの謎を作ったのではないか」というとんでもない推理をしたのでした。
    だって、お父さんが冷静すぎて怖かったんですもん!
    でも、そんな怖いものではなく、偶然できてしまった世界の壊れた部分(海)とそれを修復する者(お姉さんやペンギン)という考えが平和で良いですね。

     

    「ペンギンハイウェイ」まとめ

     

    今回は「ペンギンハイウェイ」のあらすじと感想・考察についての記事でした。
    最近多い、学生が恋愛するアニメ・映画は正直お腹いっぱいだったので、こんな風に少年少女が爽やかに活躍する作品を見られてスッキリしました。

     
     

    個人的には、エンディングの宇多田ヒカル「Good night」もお気に入り。
    ぜひこの映像を見ながら、感傷に浸ってくださいな♪

    ▼スペシャルトレーラー(宇多田ヒカル「Good night」)

     

     

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    ではまた!