【四月は君の嘘】その後と最後の手紙が残したモノ

アイキャッチ画像引用:四月は君の嘘オフィシャルサイト

 
 

かつだむ
こんにちは!

今更ながら「四月は君の嘘」のアニメを見ました。
もう、切なすぎて…。

かつだむ
作り話で泣くかよ!

普段はそんな強がりをしている僕ですが、最後の手紙のシーンでは久々に涙が…。

 
 

さて、今回はそんな素晴らしいアニメ「四月は君の嘘」について、「その後」「最後の手紙」「感想」をまとめてみました!
個人的な意見も多いですが、みなさんと考えを共有できれば嬉しいです♪

 

 

「四月は君の嘘」概要&あらすじ

 

 

基本情報
タイトル 四月は君の嘘
原作 新川直司
スタッフ
  • 製作:A-1 Pictures
  • 監督:イシグロキョウヘイ
  • 脚本:吉岡たかを
  • キャスト
  • 花江夏樹:有馬公生
  • 種田梨沙:宮園かをり
  • 佐倉綾音:澤部椿
  • 逢坂良太:渡亮太
  • 製作国 日本(2014年)
    話数 全22話
    評価
    7

     

    ▼四月は君の嘘の予告動画▼

     

    まずは「四月は君の嘘」の概要とあらすじを簡単にご紹介。
    この作品を一言で表すなら「音楽と友情が紡ぎ出す、命の輝きの物語」といったところでしょうか。

     
     

    主人公の「有馬公生」は天才ピアニストですが、心に闇を抱えており、ピアノから遠ざかっている。
    その公生の幼馴染である「澤部椿」「渡亮太」、さらには謎のバイオリニスト「宮園かをり」を加えた、4人の中学生を中心とした物語です。

     
     

    基本的には音楽を軸に物語が進んでいくのですが、その中に恋愛・友情なども垣間見えて、青春アニメといった感じ。
    しかし、大きなテーマはもっと深く、一言で言い表すのは難しいです。

     

    *****【注意】以下、ネタバレあり*****

     

    「四月は君の嘘」その後は?登場人物の行く末を考察

     

     

    「四月は君の嘘」というアニメを見て、「その後」が気になった人も多いはず。
    「四月は君の嘘Code」という続編らしきものがありますが、これには主要人物のその後は描かれていません。
    そこで、主要人物のその後を少しだけ考察してみました。

     

    公生:人との繋がりの先に

     

    画像引用:四月は君の嘘オフィシャルサイト

     

    最後の演奏で、今までは考えることの無かった「人との繋がり」を考えるようになった公生。
    そして、恋は「死別」という形で終わりを告げます。
    瀬戸紘子の「また一段と色っぽくなっちゃって…。」という言葉もありましたが、公生の成長もこの作品のテーマの1つでしょう。
    様々な経験を積んで、人は強く、美しくなっていくということですね。

     
     

    そして、もう1つ気になるのは「その後、公生がピアノを弾くのかどうか」だと思います。
    これに関しては、最後のシーンでレッスンもしていますし、ピアノは問題なく弾けるようになったのでしょう。

     

    椿:複雑な女の子

     

    画像引用:四月は君の嘘オフィシャルサイト

     

    椿にとって、「かをりの死」が複雑な出来事だったことは間違いありません。
    友人である「かをり」を失った悲しみは、最も大きい感情だったはず。
    しかし、椿にとって「かをりは恋敵である」という事実もあります。

     
     

    そして、公生が「かをり」のことを好きだったことも知っていますし、その公生に対する接し方も難しい…。
    これはアニメでも描かれていますね。

     
     

    ラストシーンで、公生に想いをぶつけた椿。
    しかし、その言葉は「ずっと側にいる」というモノ。
    多くは望まない。
    ただ近くで見ていたい。

     
     

    僕はこのシーンで、立派になっていく公生を、今までより1歩引いて見ている椿を思い浮かべました。
    「長く過ごした時間」という2人の強い繋がり。
    その繋がりに気付けた2人は、離れていても側にいる方法を手に入れたようなモノですからね。

     

    渡:大事じゃないワケない

     

    画像引用:四月は君の嘘オフィシャルサイト

     

    渡は最後の手紙のシーンで、かをりちゃんとのツーショット写真を眺めている姿が描かれています。
    このシーンを見ると性格にあまり変化はなさそうですが、かをりが特別な存在であったことは間違いないですね。

     
     

    渡は「カワイイかどうか」で女の子を判断していますが、椿に対しては違う感じですよね。
    「仲間」って感じじゃないですか?
    そして、渡にとって、椿と同じぐらいの仲間になれたのが「かをり」だったと思うんです。

     
     

    かをりは、渡の心にも住めたみたいですね。

     

    「四月は君の嘘」の最後の手紙が残したモノ

     

     

    四月は君の嘘で、みんなが涙腺崩壊したであろう最後の手紙のシーン。
    この「最後の手紙」には、かをりの生きた証が詰まっています。

     

    最後の手紙全文

     

    まずは、そんな最後の手紙を全文ノーカットでご覧ください。

     

    最後の手紙全文

    拝啓、有馬公生様

     

    さっきまで一緒に居た人に手紙を書くのは、変な感じです。

     

    君はひどい奴です。
    グズ、ノロマ、アンポンタン。

     

    君を初めて見たのは5つの時。
    当時通っていたピアノ教室の発表会でした!
    ぎこちなく登場したその子は、椅子にお尻をぶつけ、笑いを誘い、大きすぎるピアノに向かい、一音を奏でた途端、私の憧れになりました!
    音は24色パレットのようにカラフルで、メロディーは踊り出す。
    隣の子が泣き出したのは、ビックリしました。

     

    それなのに、君はピアノをやめるんだもの。
    人の人生を左右しといて、ひどい奴です。

     

    最低、ノロマ、アンポンタン。

     

    同じ中学だと知った時は、舞い上がりました!
    どうやれば、声掛けられるのかな?
    購買部に、サンドイッチ買いに通おうかな?

     

    でも、結局眺めているだけでした。
    だってみんな仲良すぎるんだもの。
    私の入るスペースは、無いんだもの。

     

    子どもの頃に手術をして、定期的に通院して、中1の頃に倒れたのをきっかけに、入退院の繰り返し。
    病院で過ごす時間が長くなりました。
    ほとんど学校に行けなかったな。

     

    あまり自分の体が良くないのは、分かっていました。
    ある夜、病院の待合室でお父さんとお母さんが泣いているのを見て、私は長くないのだと知りました。

     
     

    その時です。

     

    私は、走り出したのです!

     
     

    後悔を天国に持ち込まないため、好き勝手やったりしました!
    怖かったコンタクトレンズ、体重を気にしてできなかったケーキホール食い。
    偉そうに指図する譜面も、私らしく弾いてあげた!

     

    そして、1つだけ嘘をつきました。
    「宮園かをりが、渡亮太君を好き」という嘘をつきました。

     

    その嘘は、私の前に、有馬公生君、君を連れて来てくれました!

     

    渡君に謝っておいて。
    まあでも、渡君ならすぐ私のことなんか忘れちゃうかな?
    友達としては面白いけど、やっぱり私は、一途な人がいいな。

     

    あと、椿ちゃんにも謝っておいてください。
    私は通り過ぎていなくなる人間。
    変な禍根を残したくなかったので、椿ちゃんにはお願いできませんでした。
    というか、「有馬君を紹介して」なんてストレートに頼んでも、椿ちゃんはいい返事くれなかったと思うなあ。
    だって椿ちゃんは、君のこと大好きだったから。
    みんなとっくに知ってるんだから!
    知らなかったのは君と、椿ちゃんだけ。

     

    私の姑息な嘘が連れてきた君は、想像と違ってました。
    思ってたより暗くて卑屈で、意固地でしつこくて盗撮魔!
    思ってたより声が低くて、思ってたより男らしい。
    思ってた通り、優しい人でした。

     

    度胸橋から飛び込んだ川は、冷たくて気持ちよかったね!
    音楽室を覗くまんまるの月は、お饅頭みたいで美味しそうだった。
    競争した電車には、本気だ勝てると思った。
    輝く星の下で、2人で歌ったきらきら星、楽しかったね!
    夜の学校って、絶対なんかあるよね!
    雪って桜の花びらに似てるよね!
    演奏家なのに、舞台の外のことで心が一杯なのは、なんかおかしいね。

     

    忘れられない風景がこんな些細なことなんて、おかしいよね?
    (そんなことないよ。)※
    君はどうですか?

     

    私は、誰かの心に住めたかな?
    (そうだね。)
    私は、君の心に住めたかな?
    (土足で上がってきたよ。)
    ちょっとでも、私のこと思い出してくれるかな?
    (忘れたら、化けて出てくるくせに。)
    リセットなんか嫌だよ。
    (するもんか。)
    忘れないでね。
    (うん。)
    約束したからね!
    (うん!)

     

    やっぱり、君で良かった!

     

    届くかな?
    届くといいな!

     
     

    有馬公生君、君が好きです!

     

    好きです!

     

    好きです!

     
     

    カヌレ、全部食べれなくてごめんね。
    たくさん叩いてごめんね。
    わがままばかりでごめんね。
    いっぱいいっぱい、ごめんね。

     
     

    ありがとう!

     

    ※括弧内は公生の言葉

     

    アニメの言葉を文字起こししただけですが、また泣きそうになってきました…。

     

    公生がピアノを弾く意味

     

    画像引用:四月は君の嘘オフィシャルサイト

     

    かをりの最後の手紙は、公生に「ピアノを弾く意味」を与えてくれたと思います。

     
     

    お母さんが喜んでくれるから続けていたピアノ。
    お母さんが死んでしまった今、公生がピアノを弾く大きな意味はありませんでした。

     
     

    でも、かをりが現れて、かをりのためにピアノを弾くことが公生の目標になりました。

     
     

    ピアノを弾いていたからこそ、たくさんの出会いがあり、思い出ができたわけです。
    そして、かをりが残した手紙や写真は、その「出会い・思い出」という素晴らしい記憶をいつでも思い出させてくれるアイテムのはず。

     

    3人のより深い絆

     

    かをりの死によって、また最後の手紙によって、公生・椿・渡の3人の絆はより深くなりました。

     
     

    かをりという第三者から見た3人の様子。
    最後だからこそ、本音でぶちまけられています。
    その想いを受け取って、また、かをりと4人で過ごした日々によって、3人の関係はより強固になったと思います。

     
     

    自分を客観的に見るのは難しいですし、本音で話してくれる人って少ないですからね…。
    だからこそ、自分を客観的に見て、ある程度本音をぶつけてくれる家族って大事だなーと思ったり笑
    そういう友達がいればいいんですけど、中々難しいですからね。

     

    心に住むことで「死」も乗り越えられる

     

    画像引用:四月は君の嘘オフィシャルサイト

     

    かをりは、最後の手紙で「心に住む」という言葉を使っています。
    心に住むってどういうことでしょう?

     
     

    忘れないこと?
    その人の影響で何かが変化すること?

     
     

    よく分かりませんが、「その人の一部になる」ということでしょうか。
    そして、これが人が生きる意味なのかもしれません。
    死を目前にすると、人生の本質が見えてくるのかもしれませんね。

     

    「四月は君の嘘」感想

     

     

    最後に、少しだけ「四月は君の嘘」の個人的な感想を。

     

    本当に中学生??

     

    初めてこのアニメを見た時、無意識に高校生だと思っていました笑
    こういう話って、高校が舞台のことが多いですからね。
    ※実写化では「高校生設定」に変更されたみたいですけど、それは俳優と女優の年齢に無理があるからみたいです。

     
     

    かつだむ
    中学生って、こんなにシャレた言い回しできないよなあ。
    かつだむ
    中学生でこんなことするの恥ずかしすぎる!!

    そんな感想を抱く場面も多かったですが、そこはアニメということでご愛嬌。

     

    死ぬな!!お墓が写って絶望

     

    画像引用:四月は君の嘘オフィシャルサイト

     

    最終話のお墓が写るシーン。
    「絶望」でしかなかったです…。

     
     

    その直前で、公生が「さよなら…!」みたいなこと言ってましたが。

    かつだむ
    …な、死なねーし。
    かつだむ
    …も、戻ってきて、一緒に演奏してハッピーエンドだし。

    そう高を括っていました。

     
     

    なので、お墓が写って、かをりのお父さんが「ありがとう、かをりの人生を豊かにしてくれて…。」的なことを言っている時は

    かつだむ
    いやいやいやいやいや!
    かつだむ
    おかしいおかしいおかしい!!

    そんな風に、現実を受け入れることができませんでした。
    そして、半泣きになっていたところに「最後の手紙」ですよ。
    もうね、ダメでした。

     

    公生はかをりの運命が分かっていた?

     

    最終話で公生は、演奏を終えたタイミングで「さようなら…」と言っています。
    それは見事な「さようなら」でしたよ。
    餃子の「さようなら…天さん」に次ぐ勢いです。

     
     

    話が逸れましたが、なんか諦めているみたいで少し嫌でしたね…。
    あと、かをりが残した手紙も、遺書っぽくて…。
    まあ、名作にそんなケチを付けるのは野暮ですね笑

     

    まとめ

     

    今回は「四月は君の嘘」の「その後」「最後の手紙」「感想」について考察してみました。

     
     

    2クールあって長めなんですけど、時間を忘れて見てしまいました。
    原作の漫画もいつか読みたいですね~!

     

     

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    ではまた!